職人さんの高齢化で3月で一旦休業するということなので、しばらく食べられなくなっちゃうから月命日のお供えに"黒糖羊羮"を買いに。それと、3月のお菓子の"わらび餅"も。



甘さ控えめでとろんとしたわらび餅は、甘くなくて香ばしいきな粉がよく合います。いーっぱいきなこをまぶして食べたくなる上品な甘さです。蜜とかはいりませんね♪4月以降、一日も早い復帰を願います❗
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2021年 5月
『美鈴』の季節ごとのお菓子、5月は昇龍というお菓子で一度食べてみたいと思っていたので
5月にいってきました。

見た目がちょっとびっくりな色合いなんですが、爽やかな甘みで、鯉に見立てたささげが実に美味しい。とってもシンプルなお菓子です。

包みに添えられてるのは鎌倉の歌人、山崎方代先生の和歌がなんともいい味ですね。
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2020年10月10日
鎌倉小町の『枝村園』で上生菓子を味わってから、一度お店にいってみたいと思っていましたこちら 『美鈴』。以前からお噂だけはいろんな方面から聞いており、でもお店の雰囲気から敷居が高そう~~と思ってなかなか行けなかったのですが、先日思い切って事前に電話予約して伺いました。


お店に入る小道やお店の外観はめっちゃ老舗感にあふれていて、知る人ぞ知るって雰囲気だし
着物着た上品なマダムとかでてくるのかしら?と緊張しながら扉をがらりとあけてみましたら・・。けっこう普通のお宅の玄関先って感じのところに、普段着のおばさまが座っていらっしゃるだけで、いや、イメージがらりと変わりました。笑

電話で本練り羊羹と、お正月しかないと思っていたら1月いっぱいはありますよといわれた花びら餅、それから上生菓子を4つ、予約していきました。上生菓子はてっきり鎌倉彫の入れ物から好みのを選べるのかと思ってましたが、もうすでに箱詰めされていて・・・。
あれ?と思って伺ってみましたが、選べません、とのこと。当日にきたら選べるのか?ときいてみましたが、それもできないような?!
”電話で言ってくれたら・・・”みたいなことをおっしゃられたので、”でも何の種類があるかわからないし・・”といったら入れ物のふたをとって、”こんな感じです”と見せてくれましたが、写真は撮れないとのことで、うーん。結局選べるのか選べないのかなんとも微妙。笑
うちにかえって箱をあけてみたら、こんな4つの詰め合わせでした。


花びら餅は、もう本当に上品としかいいようがない、求肥の透明感のある柔らかさ。もっちりとはしてますが、モチモチではなくてなんというかとろんとした感じのしっとりさ。小倉餡も美味しい!味噌と小倉とどっちにするか聞かれましたが、私はやはり小倉派なので、小倉に即決!
大変美味!中には蜜で煮たごぼうが!このごぼうがしゃきっとしていいアクセントになります。


そして本練り羊羹。本当は黒糖羊羹が欲しかったのですが、一週間前には予約しないと、とのことで黒糖がなく、本練りならありますということで、とりあえず予約してみたのですが
いやはや。これはもう脱帽以外の何物でもない美味しさです。甘さは控えめながらコクがあるというかかみしめるほどに味わいが深まるというか、見た目の素晴らしい光沢感にまずおお~っと唸り、食べてみてまたおお~と唸り・・。大変美味しゅうございました。
わりと柔らかめの羊羹ですが、小豆の存在感もあり、底はしゃりしゃりとお砂糖が固まってる食感も感じられて、ざらりとして甘すぎ!という感じは全くなく、しゃりっとした感じがまたお上品でなんともいえず。予約して皆さんが買い求められるのも納得です。
別の機会に黒糖羊羹を予約して注文。一週間前ならほぼ予約できるそうです。黒糖羊羹も光沢がみずみずしくいかにも美味しそうなたたずまい。
黒糖の風味がしっかり強く感じられるのに甘さがかなり控えめ。いや、あまりの美味しさに驚きます!でも食べやすくてつい食べ過ぎそうな感じ。濃厚な黒糖のコクを感じたい方はこちらをお勧め。オーソドックスなザ・羊羹をお求めならやはり本練りですかな。個人的な好みは黒糖です♪
『鎌倉美鈴』
鎌倉市小町3丁目3−13
℡:
0467-25-0364
[0回]
2022/03/15
スイーツ&カフェde散歩 鎌倉編