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そろそろパソコンもやらなくちゃ!と、ネットが使えるカフェを探してみたところ、この付近にはほとんどないことが判明。
うそでしょ?
と思ったけれど、どうやら日本ではカフェでパソコンしたりってことあんまりしないみたい。
確かにそういう人あまりみかけない。
北京ではそれこそ、どんな小さなカフェでもWi-Fiがあって、お茶をのみながらパスワードを教えてもらって
それこそ何時間でもパソコン使っていられたのに、それが日本ではできない。
私が住んでいたアパートのほんとに歩いてすぐのところに行きつけのカフェがあって、週に三日はそこにいってメールしたり資料作ったりとフルに活用してました。疲れたらもう一杯コーヒー頼んだり、同じような仲間がいたのでその人たちとちょっと近況を話し合ったりして パソコン使う=カフェ という形式がなりたってしまうくらい日常的なことだったんですよね。
日本でもてっきりパソコンさえもっていけば近所でもそれが可能だとばっかり思っていたのに、近所に一軒だけあるカフェも対応してなくてできない。バスにのっていけば駅前にマク〇ナルドがあって、ここだったらできるんだけれど、そのネットができる席っていうのがとっても長居できそうもない環境下にあって、居心地すこぶる悪そう。
これにはがっかりです。家だとかえって他にすることが思いついたり目についたりして集中できないんですよねえ。
ようやく大体の家電製品がそろってきたのですが、最近の家電製品っていうのは本当にすごいですね。
北京でもそんな古臭い型のを使っていたとは思えないのですが、それでもこれは雲泥の差。
なにしろいろんなものがしゃべるんです。まずはお風呂。
”もうすぐお風呂がわきます”
に始まって
”お風呂が、わきました”
のお知らせ。
最初これを聞いたときは、もう何事かと思いましたよ!
”だだ、だれ?!今しゃべったの!!??”
と本当に驚きました。
お風呂に続き、洗濯機もしゃべる、炊飯器もしゃべる、まあまあびっくり。
いろいろ教えてくれるわけなので、大変便利といえば便利なんですが、こんなに便利になっちゃって
自分の頭や感覚で考えなくなっちゃったら、この先人間はどうなってしまうんでしょう?
今日バスに乗った時、私の目的地がそのバスでいくかどうか自信なかったので(運転手に聞くことを学びました)、一番でバス亭で待ってはいたのだけれど、きいて確認するまでは不安だったのであえて少し列からはずれるように並んでいました。
で、バスが来たのだけれど、私の後ろに並んでいた人は、私が列からちょっとはずれていても私が一番には変わらない!と思うのか私が乗るまでは乗らない姿勢。
この暗黙の了解?!で乗る順番が決まってるってすごい。
北京だったら列からはずれた時点でそっこう順番抜かしされてるか、空いてるスペースに横入りされているかのどっちか。
日本の美徳。しっかり守っていかないと。
まず買う電化製品の優先項目にはいっていた携帯。家電のお店に選びに行きましたけれど、もう種類もなにもかも多すぎてさっぱりわかりゃしない。
携帯に限らず、日本はあまりにも物が多すぎて便利すぎて、かえって何を選んでいいのかわからない。
携帯は一応お店の人の説明は受けたのだけれど、横文字やカタカナ説明が多すぎてほとんど理解できなくて、私、やばいかも・・・。
もともと、私はパカパカと開いたり閉じたりする形状の携帯が好きではないので、一番シンプルなものを選んではみましたが、衝撃的だったのは(当たり前かもしれないけれど)携帯メールのひらがな入力!!
わたくし、だいぶ前に日本を離れたせいもあるかもしれませんが、ひらがな入力をほとんどしたことが
ありません。タイプもパソコンもローマ字打ちだったし・・・。
なので、この携帯メールはとにかく打ちづらい。ひらがなの場所を把握するのも慣れないし、たとえば”な行”を
うってから”に”を選択、みたいな、選択してるうちにいきすぎちゃったり、選択ミスってやりなおしたり、もう
いいから N I って入力させてよ!!とお怒りモード。超まどろっこしくてやってられん!!
”おはよう。メールありがとう”
と返事するだけで、いったいどれくらいの時間を費やしたことか!長文メールなんて絶対無理、無理、無理。
しかも驚いたことに、SMSが送れるのはド〇モだったらド〇モだけで、他のには送信できないなんて
びっくり!なにこの不便さ!!ありえないっ!
それに、メールするのにはメール用のアドレスが必要なんて!!北京の携帯は番号のみだったから
わかりやすいし、番号さえわかればだれにでもSMSうてたのになあ。
バス生活をしはじめてすぐに覚えた違和感は、日本のバスの中の異様なほどの静けさ。
北京でもバスに乗っていましたが、とにかく車内はうるさくて、混んでなくても静かだったことはほとんどなく
常に誰かしゃべってるか、携帯で話してるかで、とにかく賑やか賑やか。
それに比べて、日本のバスは信号でとまった時にエンジンを切ってしまうのもあって、停まった時なんてもう
しーーーん
としてて、隣の人の心臓の音まで聞こえてきそう。もう私にとっては地獄ですよ。
お願いだから誰か何かしゃべって・・・
って本気で思います。物音一つ聞こえないような不気味な静けさですから、携帯の音がなろうものなら、とんでもなく恐ろしい冷ややかな視線に取り囲まれます。
確かに、北京のあのみんなが携帯でしゃべりまくりっていうマナーの悪さもどうかと思いますが、でも逆に日本はあそこまで静かにしなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。時折おしゃべりしてるおばさん二人組もいますが、もう会話丸聞こえ、状態ですからねえ。
公共の場で大声で騒がないというのは常識としても、あそこまで静かすぎるのは正直息苦しい・・・。
今日はお待ちかねの入居日。不動産屋さんと一緒にアパートにやってきて鍵の受け渡し。
そして、部屋内部の傷とかを一応一緒にチェックしてくださいといわれ、
”おおっと、ここが重大ポイント!!!今言っとかないと後でまずいことになっちゃうからね!”
と、それこそ柱の傷から、ドアのガラスの傷、床の傷跡と次々にチェック。
でもその都度不動産屋さんからは
”お客さん、そんな細かいところまで出て行かれる時うるさくいいませんから”
って言われたんだけれど、でも退去時にこの人が立ち合いにきてくれるとは限らないし、
あとになって「知りません、この傷はあなたがつくったものですから弁償してください」なんていわれたら
それこそやっかいだから
”いえいえ、そうはいっても大事ですから。”
と、引き続き細かくチェックしていったら、最後
”あの・・・・お客さん、過去引っ越しでなにか痛い目にでもあったんですか??”
ですって!!
あの、これ中国ではいたって普通なんですけど。自分がそんなに事細かくチェックしていたという感覚は
なく、ごくごく当たり前に目についたことをチェックしていただけなんだけれど、どうやら日本ではそこまではしないらしい。
でも後で問題になったらどうするの?といまいち納得できない私。
ただ、相当に口うるさい客という印象を不動産屋さんに与えてしまったことは事実のようです・・・。
「日本人化」への道のりは、やはり険しい。
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